天津石門別神社
天津石門別神社
あまついわとわけじんじゃ

ご祭神 天手力男命

鎮座地 奈良県高市郡
    高取町越智字大西

※ アクセス 近鉄橿原神宮駅西出口からバスで観音寺か越智に下車。
越智氏居館跡の西に鎮座する。
 祭神は手力男命で、九頭竜明神とも称す。
 延喜式神名帳に「天津石門別神社」として式内社に登載されているが「大和誌」に「在所未詳」とあることから、近世期には在所不明の神社とされたが明治八年(1875)当社を天手力男命を祀る天津石門別神社と称すべき旨、県より示達があった。(高市郡神社誌)ために明治十三年の標号にもこの神社名が刻まれている。しかし、この地を本貫としていた越智氏の「越智系図」を伝えるものに当社を九頭明神としてその祖親家が戦場の守護神として元暦二年(1185)三月、九頭明神をここに祀ったと伝えている。
 文治元年三月、親家西国より新領土に入部し、領内を巡視して、越智村九頭に行った時、霊感あって、戦場守護の神として崇め奉った冑の八幡坐の九頭銀龍をこの地に安置した。これが今の越智岡村大字越智の九頭上大明神で、式内天津石門別神社に併祀せられて居る。
 当社に本殿はなく、祝詞舎の奥に高さ2m余の石垣壇上の板石を盾状にめぐらした玉垣内に神の依代として、榊が植えられている。
 古代の庶民信仰としての祭祀形態の名残がある。

 例祭 10月18日
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