ほほま
別称 ホンダワラ社、ホンガラの宮
通称 ほんぐらさん、ほんがらさん
   
鎮座地 奈良県御所市柏原
ご祭神 吾平津媛命
  あひらつひめのみこと
  ※神武天皇の前后
● 掖上のホホマ丘
● ほほ間神社のよめいり道
● ホコラの宮
 本社は、ホングラさん又、ホンガラさんと呼ばれ、大昔、曽我川の氾濫で流れて来られたのをすくい上げて、ここに祀ったものであるといわれる。またここは、吾平津媛命が、わび住まいしたもうた所とも伝えられる。霊験があらたかで「サワリの神」ともいわれる。
 神武天皇がヒメタタライスズ姫を入れて正妃とされたので、前后吾平津媛命は、柏原の宮でわび住まいされたといい伝えられている。そのために昔、嫁入の行列はこの前を通らず、祠に幕を張った。南側にある、よめいり道を通ったそうである。
の例祭日には、榊をもって熱湯を神社の周囲に撒き、いわゆる「みそぎ」を行い、清浄を保つという厳しい禁忌が、五十年程以前まで守られてきた。
 また、古来から婚礼の行列は当社前を通行しない。これを無視したため不縁になったものが多くあるという。それで、社の裏に別の道をつくった時代もあったいう。
 この神社はひとつに「サワリの神」ともいわれて、昔ある人が神社を覗いて神罰にあたったともいうのは、一種の敬神観念から出発したものだろう。現在では時代の波に押されて、婚礼の行列も自動車で砂塵を撒いて、瞬時に社前を通過するので、この風習はすたれている。
 ほんぐらさんは、町中でも見落としてしまいそうなお社で、探すのにちょっと苦労しました。ご近所でたくさんの方に伺って(その節はありがとうございました)最初に教えていただいた「ほほまの丘の宮さん」(須賀神社)や、間違えて行った「神武天皇社」などは、結局みな、ほんぐらさんと繋がっていたことを後で知って(あそことこことへお参りしてからいらっしゃい。)ということだったのかと思えます。

 ホホマ神社の名称ではわからず、「前を通ったらいけないといわれている、お社なんですが…」と言うと「ああ、あのお宮さんね」とすぐに教えて下さいました。お社の前の道は、今では気にしないで通行しているとのことでしたが、お社の戸袋が新しく作り直され、鍵が掛けられてきちんと管理されていました。
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