春日神社 別称:辰巳の宮

鎮座地 奈良県橿原市四条町字三条垣内192
 
ご祭神 武甕槌命
    経津主命
    天児屋根命
    比大神
 四条本村の南東、御陵参道への路に沿った東側に西面して、鎮座する。
創立年代は明らかではないが『高市郡神社誌』に当社宮座文書として寛文十一年(1671)四月三日の「宮預け日記四条村たつみ」との古帳簿が残存していることから、このころ既に当社が存在していたと考えられる。四条の本村から東南隅にあるため古来「辰巳の宮」とも呼ばれた。
 境内入り口の石鳥居は明神造りで、明治二十五年九月南講中の寄進。すぐ右に春日神社の石標が立ち右に俗称上古浮孔宮の礎石だったという心柱孔をもつ礎石がおかれてある。
 拝殿の向こうは狭い内庭で、正面に七段の石段があり、その上に瓦葺の木造玉垣に囲まれた神域がある。
本殿は素木の春日造りで、棟に千木鰹木をおく。
 境内の南に鎮座する祠は、春日造り銅板葺で
祓戸神を祀る。この位置は元本殿の鎮座地で、大正十三年七月十一日に現位置に宮遷しをしたという。

 例祭は十月十一日だが、元は十月二十五日であった。例祭当日は神酒と米と塩を入れて煮る御湯行事が行われ、無病息災・五穀豊穣を祈る。
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