桂原八幡神社
かつらはらはちまん


鎮座地 奈良県吉野郡黒滝村
      桂原小字森口59

ご祭神 誉田別命(別名 応神天皇)


● 水をかける雨乞いの石
 黒滝川の支流の笠木川に沿った桂原集落、国道309号線のすぐ西岸に鎮座する。橋の向かいが神域で、すぐ上に拝殿が見える。社前の川の両岸壁に〆縄を張って渡し、この川の流れを清めたと伝えられている。創立年代等不明であるが、境内には桂原の地名の起源とされるカズラ(葛)の古木が茂り、古い木造神像や天明七(一七八七)年の銘をもつ木造狛犬などが残されている。
 本殿左右に境内社が二社鎮座する。向かって右は、稲荷神社で保食神を祀っている。
 向かって左側に鎮座するのは、山の神神社である。黒滝には、桂原と笠木長瀬に八幡神社が鎮座するが、それらは兄弟であるといわれ、桂原が長男、笠木が次男、長瀬が三男とされている。近年までは祭日の順序も決まっていたという。
 古老の話では、往古旱天時に、社前の橋の下にある淵の水を傍らの陰石にかけて雨請をしたとのことである。
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