木幡神社(小幡神社)

ご祭神 木花咲耶姫命

鎮座地 奈良県吉野郡吉野町中増小字宮垣内

 拝殿は昭和十年の改築で、玉垣に囲まれた本殿は南面して、春日造り素木で檜皮葺。
 棟に桜の五弁を拝した神紋を配している。
昭和六年十二月一日改修正遷宮を行い、屋根替えは、同三十四年十月である。
 創立年代は不詳、ご祭神は木花咲耶姫命で、記紀の神話に基づいて古来安産の神として霊験があるという。古老の話では、元は西面していた本殿を南向きに改めて、境内の模様替えも行われたという。

おかげ燈籠
 天保二年(1831)正月のおかげ燈籠がある。
また、石段上狛犬前の存在感のある石塔「永代常夜燈」と刻まれているものは、安永七戌亥年九月(1778)のものである。
祭典は十月で、十四日に千本搗、十五日宮座、十六日夜宮祭を行うとある。
 気になるのは、境内入り口にある石柱で、
「小幡神社」とあり、裏側に刻されているが、昭和四十一年十二月寝屋川市花本政一奉納になるものである。
 しかし、郡史・県史にも木幡神社と表記されている、こちらでは木幡が小幡となっている。
 ご祭神の木花咲耶姫命から考えても「木幡」の方がしっくりくるではないか。あまり気になるので、翌日にも行ってみたが何も判らず。
 石柱を眺めているだけでは、無理もない。
最近になって、社号が改められたのだろうか。はたまた、「木幡」も「小幡」も良しなのか。
 音(読み)は同じなのだが、疑問である。
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