多坐弥志理都比古神社
おおにいますしりつひこ

通称 多神社
   おお     
鎮座地 奈良県磯城郡田原本町多


ご祭神 神武天皇、神八井耳命、
    神沼河耳命、姫御神、
    太安万侶
多神社拝殿
 『延喜式』神名帳十市郡の項に見える、多坐弥志理都比古神社二座 並名神大。月次相嘗新嘗。に比定される式内社。祭神は明治二十四年の「神社明細帳」によれば、神八井耳命・神沼川耳命の二神とされるが、久安五年(1149)の「多神宮注進状」には「珍子賢津日霊神尊・天祖賢津日霊女尊」と記されているが、江戸時代には元文二年(1737)の「多大明神社記」に第一殿神武天皇、第二殿神八井耳命、第三殿綏靖天皇、第四殿姫御神の四神とされているように四座を祭るものと考えられていた。
 大和でも屈指の大社であり、大同元年(806)には大和国一〇戸、播磨国三五戸、遠江国一五戸のあわせて六〇戸の神戸が与えられ、また貞観元年(859)には正三位の神位も授けられている。

 神武天皇の皇子神八井耳命を始祖とする多氏によって祀られ、中世には国民である十市(とおいち)氏によって支えられた。
 また、本神社の南には古事記の撰録にあたった太安万侶がお祀りされています。

 本殿は、東西に一間社の春日造が並ぶ四殿拝殿の形式をとっています。

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