大原神社
おおはら

鎮座地 奈良県高市郡明日香村
        小原1字寺西34

ご祭神 品陀別命
大原神社
 旧村社。境内に鳥居が無い。維新前は多武峯最高道場といわれたと伝える東源寺(藤原寺)の鎮守として、俗に明神さんと称された。創祀は藤原寺と同時代とみるべく祭神は、藤原鎌足であった筈であるが、いつのころからか八幡大菩薩となった。

 しかも明治の神仏分離で藤原寺が廃寺となり、寺社の什物等すべて多武峯が回収したので、当時の氏子等が天照大神・品陀別命・天児屋根命を奉祀したが、後二柱の主神を失って品陀別命一柱を主神とする神社となったという。境内は藤原鎌足の出生地である藤原寺の一部であったが、藤原寺跡は僅か当社地のみを残して他はすべて稲田として耕されている。
大原神社の本殿
 本殿は流造一間社の桧皮葺。
境内社は山神社で大山祇命を祀る。
『高市郡神社誌』によると境内の破壊した石灯籠に、奉寄進大原大明神御宝前延宝三(1675)十月十六日円長敬百との刻銘があると記している。

例祭は、10月14日。
藤原鎌足 産井の井戸
 大原神社入り口に「大織冠(藤原鎌足の称)誕生○跡」との石碑がある。
 また、境内裏手の竹薮の中に「藤原鎌足産井の井戸」跡が残っている。
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