須佐之男神社

御祭神 須佐之男命

鎮座地 奈良県宇陀郡曽爾村
     大字伊賀見久津間四



 曽爾川の太良路橋を渡った北岸に鎮座。
旧村社。牛頭天王社、天王社ともいう。
お宮さんの前を名張曽爾線が通っているが、道路の真ん中に大きな切株が残されており、迂回して通行するようになっている。

 棟札をみると脇に祀る八王子神社のものが多く、元禄六年から(1693)から安政二年(1855)まで10回の修理を経て、昭和38年11月の棟札に至まで八王子もしくは、八王寺と書かれている。
 八王子神社の遷宮導師には元禄・宝永・天保・安政などの棟札によれば、池之坊の現住が勤めているのが多い。明治24年12月2日の棟札には月夜見命並十柱之神と記してある。
 拝殿の後方、向かって左方の安永六酉年の標石には正一位牛頭天王と記してある。須佐之男神社と称したのは、残る棟札より鑑みて、大正以後だと考えられる。

 本殿は春日造の一間社で板葺・朱塗。
本殿に向かって右に八王子神社、左に朝照神社が鎮座する。
一、神像 一躯 像高51.5cm
一、鏡 一面 表径13cm
     五葉桐牡丹図 銘「藤原光長」
一、鏡 一面 表径27cm
       無文無銘 鏡台付
一、刀 一口 長41.5cm
 などの什宝諸品を蔵する。

 拝殿の向かって、左側に祀られている小祠。幾重にも重なったように見える不思議な形の石が祀られている。

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