高天彦神社
たかまひこ

鎮座地 奈良県御所市高天

ご祭神 高皇産霊神
    市杵島姫命
    菅原道真

● 土蜘蛛の窟
 奈良県御所市・山麓線(御所・香芝線)から西北窪へ。高天原の看板を右に。急な坂道をしばらく登っていくと、高天の集落に入ります。
 つきあたりの細いT字路には「右・高天寺、高天原へ、左・高天彦神社へ」の看板。
 左へと細い道を進んでいきますと、目の前に手入れのゆきとどいた耕地が拡がってゆきます。
 ※今では、神社駐車場まで直行できる大きな道が出来ています。
 海抜450メートルの高所、清らかな水が豊かに流れていて記紀神話の「高天原」を彷彿とさせます。老杉の立ち並ぶ参道の奥に鳥居が建ち、神社の背後には金剛山が厳かにそびえ立っています。

 高天彦神社は、式内社に比定されています。
「大和志」によると、近世期頃には『彦沢権現』と称したといわれています。
創始は明らかではありませんが『新抄格勅符抄』の宝亀十年(779)に大和国に神戸四戸をあてられ、また『日本後紀』大同元年(806)四月二十六日に「大和国葛上郡正四位上高天彦神為預二四時幣帛一、縁二吉野皇太后(井上内親王)願一也」とあります。
神社から
 ご祭神は、高皇産霊神・市杵島姫命・菅原道真ですが、本来は葛城の地主神「高天彦」をお祀りしたものだそうです。
「高天」は「高間」ともいい、高天彦はこの地名に由来するものとも考えられますが、金剛山を昔は高天山と称したこともあって、高天彦は「この山の山霊そのもの」であったと考えられています。

 高天彦神とは高皇産霊神の別称で、金剛山別当葛城家の祖神といわれています。
 
 高天彦神社から、更に奥へと進みますと、金剛山の登山口(最短距離コース)があり、休みの日ともなると、多くの登山者の人々で賑わっています。登山者の方達はこの高天彦神社へ一礼し、金剛山へと登って行かれます。とっても清々しい空気に満ちている、たいへん気持ちの良いところです。


【土蜘蛛族の足跡】
高天彦神社近くの林の中にある蜘蛛窟。
蜘蛛窟
 
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