多聞神社 たもん

鎮座地 奈良県奈良市大柳生町1801

ご祭神 天之忍穂耳命、天之菩毘命、天津日子根命、活津日子根命
    熊野久須毘命多紀理比売命、多岐都比売命、狭依比売命
 多聞神社の鎮座地は泉と呼ばれ、和泉の国から八王子の神を勧請したものと伝えられている。別称、八柱神社。ご祭神は、天照大神と須佐之男命との御誓約のときになりましし五男三女神で、狭依比売命は市杵島比売命の別名である。本殿は春日造・厚板葺で、本殿両側の境内社に手力男命社・津島神社・素盞鳴神社・靖国神社がある。
 大正四年の調査では、末社は戸隠神社・杵築神社・津島神社の三社になっている。
安永五年(1776)の四角形石燈籠が立っている。明治三十四年(1901)の郷村社祭神調査によれば、古老の伝としてこの神社は、筒井順慶の家臣が元亀年間(1570〜1572)にこの地に来て、阪原から勧請した神を祭り農事に専念した、と述べている。泉垣内と呼ぶのは、この人が泉須斎を名乗っていたからだという。
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