国津神社
くにつ

鎮座地 奈良県奈良市都祁南之庄町
    (旧山辺郡都祁村南之庄)

ご祭神 大国魂命

● 一ぱいだましの石
 南之庄の西端に鎮座する。
九頭大明神とも称した。東山中では各荘に大国魂命を祀る国津神社があり、国土を守る神、一地方を治める神とされ、古くから農業の神、水の神として、信仰された。
 一月八日に初祈祷を行い、わらで蛇体を作り、村の西のはずれの字大般若の山の神の祠まで運ぶ。
 天禄三年(972)伊勢国阿閉郡二位峰の国津大明神を河内国高安郡へ移す途中、南殿庄で一泊した。
翌日、神体の白石が動かなくなったので、そこに社を造って二位峰と号し、都祁水分神社の眷属となったという。神社背後の小山柏峰には二十数個の岩石群がある。ここが国津明神鎮座の地といわれ、十月十日には村人がここに籠もり、集まって踊るのが例であった。
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