調田坐一事尼古神社
つくだにますひとことねこ

鎮座地 奈良県葛城市疋田
※近鉄尺土駅下車、南へ徒歩約10分 
 隣に疋田公民館がある。

ご祭神 一事尼古大神、事代主大神
 疋田の町の中央に鎮座する。延喜式内大社に比定されている。創祀年代について『新抄格勅符抄』に称徳天皇の神護景雲四年(770)に、槻田(ツキタノ)神に播萬(磨)国に一戸、大同元年(806)大和国に一戸とあって計二戸の神戸を受けていることから、このころ以前からの創祀の古社であることがわかる。
 『三代実録』貞観元年(859)正月二十七日に従五位下から従五位上に、神階を進められている。延喜の制では、大社に列して月次新嘗祭に案上官幣に預かった。
 祭神は明治十二年(1879)の「神社明細帳」では、一事尼古命・事代主命の二神になっている。
『大和志』には、大月次、新嘗、貞観元年正月授二従五位上一、○在二疋田村一、今称二春日一とあり、郡山藩領「郷鑑」(柳沢文庫復写本)にも、除地一春日大明神、社地三百坪、神主村廻り と記されているので、江戸時代には春日神社と呼ばれていたことがわかる。境内に残る石燈籠にも、春日社と刻まれている。
式内社
つくだにますひとことねこじんじゃ
調田坐一事尼古神社 

一、ご祭神
 一事尼古大神
 事代主大神

一、御由緒
 創立年代は不詳ですが、延喜式神名帳に記され古く奈良朝以前から祀られた由緒のある式内大社で近郷村民の崇敬神社として厚い信仰を集めています。

一、御神徳
 一事尼古大神の尼古とは高貴な男神を示し、古来一つの願いごとなら必ずかなえてもらえる一願成就の神様として崇敬されています。事代主大神は農耕の発展をはじめ、商工業の守護神、厄除開運、学業成就に御神徳厚い神様です。

一、四季の祭り
 三月六日祈年祭、おんだ祭
 七月十五日夏祭り、夏越しの祓いの祭り
 十月八日御例祭、十七日秋祭り、神幸祭
 十二月六日新嘗祭

 昭和六十三年十月八日建立
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