采女神社
うねめ

ご祭神 事代主命
    一説には、采女命

鎮座地 奈良県奈良市樽井町

● 背後に鳥居のある社
 猿沢池の西北に鎮座する西向きの社殿で有名。
春日大社の境外末社。祭神は事代主命であるが一説に采女ともいう。
「元要記」によると、弘仁年間(810〜824)、興福寺南円堂鎮檀の時、人夫のなかの青衣の女人が池の方に逃げ去って行方不明になり、藤原久嗣の八男良世が西向きの社を建立、興福寺興南院の快祐が勧請したと伝える。
 采女は天皇に仕える官女で、天皇の寵愛が薄れたのを嘆いて猿沢池に入水したとの伝が『大和物語』に出ている。例祭は中秋名月の日で、采女祭と称し花扇を神前に捧げ、竜頭の舟にかつての采女の出身地だったといわれる福島県郡山市から選ばれた采女を乗せ、池を廻りながら花扇を投げる神事がある。
 当日、池水に手足を浸すとしもやけにならぬとの俗信もある。
 
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