鳥川神社
別称 十二社神社
ご祭神 天神七柱・地神五柱
鎮座地 
奈良県吉野郡川上村東川字中井794

 元村社。境内地は1094坪。勧請年月は不詳。例祭は十一月二十五日。
拝殿右手に覆い屋と立派な本殿がある。拝殿から左手に境内社が鎮座する。
大神宮、大蔵宮(大倉宮)、住吉宮、白山宮。
天神七代
一、国之常立神
二、豊雲野神
三、宇比地邇神
四、角材神・活材神
五、意富斗能地神・大斗乃弁神
六、淤母陀琉神・阿夜訶志泥神
七、伊邪那岐神・伊邪那美神(『古事記』)
地神五代
一、天照大御神
二、天忍穂耳尊
三、彦火瓊々杵尊
四、彦火火出見尊
五、鵜草葺不合尊
 別称の十二社神社について、川上村には十二社神社と称する神社が村内のほとんどの大字に分布している。十二社の名称は十二柱の神々を祭ることに由来し、全国各地にある十二神社・十二所神社・十二祖神社などと同類のものである。川上村の場合、ご祭神は、天神七代・地神五代の合わせて、十二柱であると伝えている。ところが、全国各地の同系の社のご祭神は、もと熊野三山のご祭神であることが多く、その場合、十二社神社は熊野三山を勧請し奉斎することにはじまる神社であるといえる。
 川上村の各集落はほぼ東熊野沿いに立地し、古くは紀州熊野の文化圏に隣接していることからみて、村内の十二社神社も本来熊野十二所神社の系統の祭神を祭っていたと考えられる。
 少し離れたところに鎮座する境内社は、
手前の覆い屋に二柱、水之神と山之神。
奥に見えるのが、金比羅宮。
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