矢田坐久志玉比古神社
やたにますくしたまひこ

(通称)矢落大明神、矢田の大宮さん

鎮座地 奈良県大和郡山市矢田町965

ご祭神 櫛玉饒速日神
    御炊屋姫神

● 矢落明神
矢田坐久志玉比古神社
プロペラがある、珍しい楼門  矢田町横山集落の北東部に鎮座する。
延喜式内社で古くは矢落大明神又は、矢田の太宮と称し、神裔は雄族物部氏である。
 創建年代は不祥であるが六世紀前半期の頃までは畿内随一の名社として栄えたと伝えられ当地方最大の古社である。古典に「天磐船に乗りて大空を翔行り」の古事に基づき航空祖神として、ぎ斯界関係者の崇敬を聚め恩恵を蒙っている。
矢田坐久志玉比古神社 拝殿
『姓氏録』大和国神別に、矢田部は、饒速日命七世孫大新河命の後とあるから、この地方に居住した矢田首が自らの祖神として『日本書紀』巻第三の神武天皇即位前紀戌午十二月にみえる櫛玉饒速日命とその妻御炊屋姫命を祀ったとみられる。
矢田坐久志玉比古神社 本殿
 『大和志』に矢落明神と称すとあり、境内の寛文十一年(1671)の石灯籠にも矢落明神と刻まれている矢落とは、饒速日命の天降りの時、三本の矢を射てその落ちた所に宮居したとの伝によったものという。
 春日造の本殿は、室町中期を下らぬ様式と考えられ、鎌倉末様式といわれる境内社の八幡神社とともに重要文化財に指定されている。
 
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