| 八咫鳥神社 やたがらす 鎮座地 奈良県橿原市五條野町694 ご祭神 加茂武津身之命 |
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| 五条野集落の西方、近年植樹された桧の茂る森の中に北面して鎮座する。通称、松の馬場の東から南に入る参道入り口北側に太神宮形石燈籠がある。創立年代は明らかでないが、参道左側に奉納されている石燈籠に寛文元天(1661)六月吉日とあり、十七世紀中葉にはすでに当社が創立されていたことになる。 加茂武津身之命は、八咫鳥大神とも称し、高皇産霊神の孫として「記」「紀」に出る神で、天照大神の訓により「天より八咫鳥を遣はさむ故、其の八咫鳥引導(みちび)きてむ。其の立たむ後より幸行でますべし」と神武天皇を導き、また兄宇迦斯・弟宇迦斯に遣した神として山城国下鴨の賀茂御祖神社にまつられているが、当社の神はその分霊である。 『高市郡神社史』によると、当社氏子西川家に伝わる嘉永元年(1848)九月の祝詞に、例年九月八日前記山城国賀茂御祖神社の鴨県主の子孫の祠官が当社へ参向するのが明治維新ごろまでの慣例であったという。 拝殿は切妻造桟瓦葺玄関付で、神武天皇東征図と八岐大蛇退治図が奉納されている。 石段上の内庭は石の玉垣とブロック塀をめぐらしている。御湯かまど付近に陽石、石段右側に陰石がおかれているが、神域の神聖護持を象徴する一種の塞神(さえのかみ)信仰の名残と見られる。 |
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| 拝殿前から花崗岩壇上の神域までの繋ぎ廊屋根は鉄板で葺かれている。本殿は春日造り朱塗カラー鉄板で、棟に千木堅魚木が着けられている。 例祭は十月十日で、九日が宵宮祭。 |
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